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~ 雑 想 ~



攻めぎ合う冬と春

 

  節分/立春を越して、暦の上では春を迎えた途端、

  年末年始の暖冬から一転、厳しい寒さに遭遇。3度の降雪があった。

  と云っても、いづれも春の淡雪で瞬く間に消えていったが…。

 

  今シーズンの暖冬は北冷西暖、

  すなわち北ほど寒さ厳しく、西ほど暖かいそうだ。

 

  ここ愛知県は地域的には太平洋岸の温暖な場所に入るが、

  日本海側にも近く、琵琶湖・伊吹山を経て、寒気が流入しやすい土地柄でもある。

  その通り道にある岐阜県関ヶ原一帯は降雪量も多く、

  冬季の東海道新幹線が遅れることは、ニュース等で皆さんお聞き及びのことと思う。

  一方、夏季の高温多湿さも半端ではないから、

  気象的に見れば非常に稀有な地域と云える。

  冬、夏ともに厳しい所ゆえ、

  八丁味噌や味噌煮込みうどんなど、濃い味付けが多いのも頷ける。

 

  多分に話しが横道に逸れたが、

  度々の淡く、はかない降雪をみると、今まさに冬と春が攻めぎ合う真っ最中に見える。

  一見すると冬が勝っているように思えるが、そうではない。

  風のない陽だまりで感じる陽射しは春そのものだし、

  日一日と日の出が早く日の入が遅くなって、昼間(日長)時間が延びている。

  そして増えた光量によって、遠景のディテールがはっきりと見えるようになった。 

 

  植物や鳥のみならず、人も心ときめく春の足音は、すぐそこまで来ている。

 

                                     (2008.2.17)




雑 想


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