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~ 雑 想 ~



犬と猿と雉と ~ 桃太郎について想う ~

 

  それは先日、家内の実家の番犬ジロー*を散歩させたときの事。

  草薮のそばを通った時、ジローが突然停まるや否や、おもむろに飛び込もうとした。

  とその時、草薮から雉の一群がいっせいに飛び立った**のだが、

  その光景でお伽噺の桃太郎のことが、ふと心に浮かんだ。

 

  ひょっとしたら、とんでもない能力を持っていたからこそ、

  桃太郎伝説は生まれたんじゃあないだろうか、と。

  それはどんな能力かと云うと、動物を従える能力に他ならない。 

  犬、猿、雉を順にお供に従え、鬼が島へ行く桃太郎の話を聞いて、

  幼い頃は心をときめかせこそすれ、何の疑問にも思わなかった。

 

  でも大人になって内容を精査すると、1種類の動物だけならいざ知らず、

  3種類同時に手懐けることがいかに難しいか、よく判る。

  犬と猿は、犬猿の仲と云う言葉があるくらいだし、

  ジローの様子を見れば、犬と雉の関係も判る。

  当然、野に暮らす猿と雉の仲も推して知るべしだ。

 

  それをである。

  何かの秘薬(又は食べ物)で、簡単に動物を手懐けた、としたら…。

  桃太郎のモデルになる、そんな人物が居たとしても不思議ではない。

  まさに、日本のドリトル先生とも云うべき人物だ。

 

   *ジローは日本古来の番犬、柴犬(それも白毛!)

 

  **わが家の周りはまだまだ自然がいっぱいなので、

   草薮と化した休耕地には野生の雉が家族で棲みついている

 

                                     (2007.12.5)




雑 想


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