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◆犬と猿と雉と ~ 桃太郎について想う ~
それは先日、家内の実家の番犬ジロー*を散歩させたときの事。
草薮のそばを通った時、ジローが突然停まるや否や、おもむろに飛び込もうとした。
とその時、草薮から雉の一群がいっせいに飛び立った**のだが、
その光景でお伽噺の桃太郎のことが、ふと心に浮かんだ。
ひょっとしたら、とんでもない能力を持っていたからこそ、
桃太郎伝説は生まれたんじゃあないだろうか、と。
それはどんな能力かと云うと、動物を従える能力に他ならない。
犬、猿、雉を順にお供に従え、鬼が島へ行く桃太郎の話を聞いて、
幼い頃は心をときめかせこそすれ、何の疑問にも思わなかった。
でも大人になって内容を精査すると、1種類の動物だけならいざ知らず、
3種類同時に手懐けることがいかに難しいか、よく判る。
犬と猿は、犬猿の仲と云う言葉があるくらいだし、
ジローの様子を見れば、犬と雉の関係も判る。
当然、野に暮らす猿と雉の仲も推して知るべしだ。
それをである。
何かの秘薬(又は食べ物)で、簡単に動物を手懐けた、としたら…。
桃太郎のモデルになる、そんな人物が居たとしても不思議ではない。
まさに、日本のドリトル先生とも云うべき人物だ。
*ジローは日本古来の番犬、柴犬(それも白毛!)
**わが家の周りはまだまだ自然がいっぱいなので、
草薮と化した休耕地には野生の雉が家族で棲みついている
(2007.12.5)
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