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◆朝昼晩の交響曲
交響曲の父と呼ばれたヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)に、
「朝」「昼」「晩」と題する3部作の交響曲がある。
エステルハージ家の宮廷副楽長時代、1761年29才の作品。
マンハイム楽派*の影響を強く受けた初期の交響曲だが、
いかにもハイドンらしい、上品で優しく明朗なメロディに溢れている。
当時、一世を風靡した協奏交響曲**から交響曲へ移る過渡の
実験的な作品、 と見ることもできる。
交響曲「朝」作品6 ニ長調 Hob.1-6
「昼」作品7 ハ長調 Hob.1-7
「夜」作品8 ト長調 Hob.1-8
*マンハイム楽派
ドイツ南西部の都市、マンハイムのカール・テオドール選帝侯の宮廷楽団を中心に
一世を風靡した楽曲スタイルで、カール・シュターミッツ(1745-1801)の時代に最盛期を迎えた。
4楽章から成る交響曲様式の確立に貢献し、明るく上品で優美な旋律が特徴。
後のハイドンやモーツァルトに多大な影響を与えた。
**協奏交響曲(Symphonie Concertante)
マンハイム楽派が得意とした様式で、4楽章の交響曲形式のなかで、
数々の独奏楽器が展開されることにちなむ。
(2007.6.8)
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