|
◆日本人に生まれしこと
以前、FM放送の朝番組で、「あたり前と思う心」を諌めるエッセイが紹介された。
そしてその数日前、ユニセフから1冊のリーフレットが届いていた。
それは、ユニセフ日本大使を勤めるアグネス=チャンさんが訪れた
アフリカ・スーダン西部 ダルフール難民キャンプに関する報告で、
異常気象による大干ばつ、それに起因する内戦で
数多くの人々が余儀ない難民生活を強いられているばかりか、
虐殺により幼い命までが奪われている、との凄惨な内容だった。
この記事を読んで、亡父の言葉を思い出した。
『日本人に生まれて、何と恵まれたことなのか。世界にはもっと辛く苦しい人たちがいる。』
今の日本はひと頃から比べると、
確かに政治、経済、治安、教育、様々なことで不安を感じることが多くなった。
それでも世界のいろいろな国や地域に暮らす人々から見たら、
まだまだ恵まれた(平和な)環境にいる。
「日本人に生まれたのだから、あたり前だ」と驕ることなく、
日本人として生を受けたことに感謝しなければいけない、と思う。
(2007.4.1)
|