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◆コンテナの塗装
塗料を1層、2層、3層で塗布する方法があります。
2層及び3層塗りの場合、下になる塗料を下地と呼びますが、
ラッカー系、またはアクリル系の塗料を利用します。
特に3層塗りの場合、
一番下の1層めはラッカー系、その上の2層めをアクリル系にした方がよいでしょう。
と云うのは、
ラッカー系 > アクリル系 > エナメル系の順で皮膜度が強いので、
逆に塗布(例.アクリルの上にラッカー)すると、塗料浸食が起こり
思ってもみなかった色に仕上がったり、短時間でボロボロになったりします。
また同じ塗料系でも上に塗布する顔料の成分によっては、
下層と混ざりあって変色します(たいがいは暗く沈む)ので、避けた方が良いでしょう。
もう1点、下地の色が明るいと 上に塗布した塗料色も明るく見え、
暗いと落ち着いたように見える特性を理解しておくとよいでしょう。
例.黒地に塗布した金色は落ち着き、白地では明るく華やぐ
以下に各塗料の特徴を記します。
| 塗料 |
水溶性 |
溶剤性* |
特徴 |
| ラッカー系 |
× |
○ |
下地に最適だが揮発性が高いので、大量吸引に注意 |
| アクリル系 |
○ |
○ |
伸びもよく扱いやすい塗料、また水溶性は機材を水洗可能 |
| エナメル系 |
× |
○ |
下地には不向きだが、伸びがよく筆塗りに最適 |
*シンナーと呼ばれる専用の薄め液(溶剤)を利用。
専用溶剤のため、違う塗料系には使えない(例.ラッカー専用、アクリル専用)
また各塗料は、光沢(艶)あり と 光沢(艶)なし とがあり、
光沢(艶)ありの場合、釉薬を施したように仕上がります。
一方、光沢(艶)なしは 土の焼き色そのものを活かした素焼き鉢風に仕上がります。
以下に塗装の組合せを示します。
| 1層 |
2層 |
3層 |
特徴 |
| ラッカー系 |
アクリル系 |
エナメル系 |
どんな材質、どんな方法にも対応可能 |
| ラッカー系 |
アクリル系 |
- |
型紙を使ってのステンシル塗装に最適 |
| ラッカー系 |
エナメル系 |
- |
光沢(艶)なし塗料で、渋い和風に仕上がる |
| アクリル系 |
エナメル系 |
- |
| ラッカー系 |
- |
- |
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| アクリル系 |
- |
- |
水溶性は、釉薬鉢へのステンシル塗装向き |
| エナメル系 |
- |
- |
筆を使っての絵描きや かすれ塗装に最適 |
但し どんな塗料を選択しても、気をつけなければいけないことがあります。
1.屋内での塗装は原則避ける。
どうしても行う場合は、十分な換気を確保すること。
2.市販スプレー缶やエアブラシと呼ばれる専用機材を利用する場合、
思った以上に飛沫が拡がるので、新聞紙やビニルシート等で十分な覆いをすること。
3.マスクを必ず着用し、吸気(特に溶剤性)に充分留意すること。
また汚れてもいい服装(眼鏡等含む)を着用する。
4.充分な乾燥時間を確保すること。
シンナー臭が抜けるのに盛夏で3日、厳冬期では1週間以上必要と心得る。
5.塗装を施すことで、鉢自体の通風性蒸散性が低下することを理解する。
とは云え、
塗装を施すことでオリジナルコンテナができあがり、
更に寄せ植え作りが楽しくなること、請け合いです。
塗装の良さと欠点を踏まえた上で、
是非あなただけのオリジナルコンテナを作ってみて下さい!
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