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~ 植物との語らい ~



ツルボ 私考

 

  撮り貯めた花(植物)画像を整理していて、ふとツルボに目が止まった。

  穂の上がった群生を撮った何の変哲もない画像を見て、ツルボの語源を見た気がした。

 

  ツルボは吊穂や釣穂、はたまた蔓穂など様々な漢字表記が紹介されている一方、

  その語源はハッキリしない、と云うWebサイトが多い。

  かく云う僕も、腑に落ちないにもかかわらず、蔓穂を当てていた。

  他方、別名の参内傘は、公家が宮中へ参内する際差した傘の畳んだ形状に似るから、

  ということがわかっている。

 

  だがふと、吊穂が正しい表記ではないか?と、思い当ったのだ。

  (釣穂でも同意なのだが、意味する所の形状を考えると吊るの方がしっくり来る)

  思い着いたのが、金沢・兼六園の冬の風物詩、雪吊り。

  圧着する雪から樹の枝を守る、アレである。

 

  ツルボの穂はちょうど円錐状になっている。

  雪吊りが頂点から幾筋もの紐で吊られているように、

  穂の頂点から見えない糸で穂全体が吊られている、と見えないだろうか?

 

                                          (2007.10.1) 

 

吊穂

雪吊り

吊穂

雪吊り




植物との語らい


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