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◆卯の花 私考
旧暦(陰暦)の卯月を迎え、卯の花(空木)がきれいに咲いている。
僕のもう一つのWebサイト(Plants-Sheet.com)で、卯の花(空木)を載せるにあたって
いろいろ調べてみたら、
ウヅキとウノハナの言葉の発生順序に2説あることが判った。
すなわち、ウヅキからウノハナが派生したと云う説、またその逆と云う説だ。
僕個人の私見としては、ウノハナが先で、ウヅキはそれを受けて後から発生した、と考える。
その理由は以下の通りだ。
暦の発生(導入)には、権力者による社会形成が必要。
併せて文字数字による表記伝承が行われるようになった。
それに対し、
植物の認識は自然発生的で、必ずしも表記伝承は要らず、口頭伝承で十分。
また植物の認識は、花咲く時期だけとは限らない。
そのようなことから、
まず枝や茎が中空の植物をみつけ、それをウツギと呼ぶようになった
↓
次にその花を見て、ウツギノハナと名づけた
↓
それが次第に省略転訛されて、ウノハナになった
↓
時代が下り、文字(漢字)が導入され、卯の花と記述するようになった
卯は、草木が地面を覆う状態を表す古い時代の漢字、
茂(ボウ:しげるの意)、または冒(ボウ:おおうの意)に相当する
(後に覚えやすくするため、茂または冒を卯に変えた)
卯の字を当てたのは、ウノハナの株立ち叢生し、花のたわわに咲く枝垂れる姿が
あたかも地面を覆うようだから、と考えたのではないだろうか
当時、植物名を決めれるのは相当なインテリであり、当然諸事に通じていたと思うので、
卯の意味を知って当てた、のではないだろうか
そして、暦を導入した際、卯の花が咲く月なので卯の花月と命名し、
更に時代が下がる中で省略転訛され、卯月となった
と、考えてみた。
まるっきりの推論であるが、この仮定を基に検証を進めていきたい。
仮定が正論である場合もあるし、逆に違うことが判ることもある。
事実を知ること、亦愉しからずや、である。
(2007.6.5)
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