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◆輝かしい時期を迎えて (2008/April)
春、
それは今、一年でもっとも美しく輝く時期。
頭上を見やれば、紅と白の花水木、花蘇芳が咲きみだれ、
ツツジが華やかな桃紫の色を加わえている。
そうそう、遅咲きの木蓮、黄木蓮やガールマグノリアも忘れてはならない存在。
そこに樹々の新緑が加わり、さらに赤葉のカエデやモミジがアクセントを添える。
樹木ばかりではない。
草花だって、負けてはいない。
チューリップやムスカリなどの球根陣営と
パンジー/ビオラとノースポールを旗手とした一年草陣営が
"今こそ、わが世!" と、激しくぶつかり、咲き競う。
そこに早くも咲き出した矢車菊や
オダマキなどの宿根草が加わるのだから、たまらない。
庭がにぎやかでないハズがない。
庭を離れて、道端へ歩を進めれば、そこだってにぎやかだ。
オオイヌノフグリが青い小花をキラ星の如く咲き散らし、
タンポポは至る所で、春の陽射しを浴びて満開、
スミレは孤高の存在感を放っている。
もし僕が蜜を求める虫だったら、一番嬉しい悲鳴をあげるときだろう。
『わーい、わーい。
どこもかしこも花(蜜)だらけ!
今日はどの花に行くか、迷っちゃうヨ!!』
てな具合いだろうか?
こんな嬉しいときが、色々な花が咲きつなぎながら、新緑が深緑に変わるまで続く。
でも、
美しく輝き、心弾む時期が一年中続いたら、ちょっと疲れちゃう。
あまりにもにぎやか過ぎてしまうから。
四季が在るからこそ、こんなにも待ち遠しく、楽しみでもある。
一年に一回のお祭り騒ぎだからこそ、今という時間を謳歌しようじゃないか。
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