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◆健康という名の植物 (2007/October)
今日、体育の日は10月第1週、又は第2週の日曜に移ったが、
僕には10/10の方がなじみ深い。そんな10/10にあやかって、今回はサルビア。
サルビアは治療とか治癒を意味するラテン語のsalvare、
または健康のsalveoが語源。
古くから薬草として知られてきたサルビアだが、現代では観賞用と薬用に大別され、
前者の代表が緋衣草(S. splendens)やブルーサルビア(S.
farinacea)。
後者の代表がコモンセージ(S. officinalis)、クラリセージ(S.
sclarea)だろうか。
(無論、緋衣草の咲きたての花から甘い蜜を得られるのでハーブと呼べないこともないし、
美しい花を観ること自体、心のハーブなのかも知れない)
殺菌、止血、消化、強壮の薬効の他、
お茶としての飲用や肉料理の臭み消しにも使われる。
では日本固有のサルビアは存在しないのか?
否、ちゃんと存在する。
秋桐として知られるS. glabrescensや、箏柱草とも呼ばれる黄花秋桐(S.
nipponica)。
夏田村草(丹群草とも)(S. lutescens var.
intermedia)や秋田村草(S. japonica)もそうだ。
薬用に重きを置く西洋に対し、日本がどちらかと云うと観賞用、という点は興味深く、
恐らく植物相の豊かな日本では、より優れた薬効植物が他に在ったからに違いない。
しかし西洋ではセージに対する強い信頼感の表れとして、
ロシアンセージやエルサレムセージなど、xxxセージと付く植物が多いことも面白い。
(上段:左から 紅花サルビア、S.
guaranitica、秋桐、夏田村草)
(中段:左から アメジストセージ、S. discolor、S. jamensis 'La
Luna'、緋衣草 'Hot Jazz')
(下段:左から S. 'Yellow Majesty'、チェリーセージ、S.
miniata、S. sinaloensis)
※Plants-sheet.comでコチラを掲載しています
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緋衣草 |
(Salvia splendens) |
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紅花サルビア |
(Salvia coccinea) |
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Anise-scented Sage |
(Salvia guaranitica) |
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Prairie Sage |
(Salvia azurea) |
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アメジストセージ |
(Salvia leucantha) |
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秋桐 |
(Salvia glabrescens) |
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黄花秋桐 |
(Salvia nipponica) |
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夏丹群草 |
(Salvia lutescens var. intermedia) |
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