ヘッダーイメージ 本文へジャンプ



庭主の姉妹サイト
PDF植物図鑑:Plants-sheet.com 伊吹野山花:Ibukino-sanka.com





~ 四季を感じて ~



さくら咲きて (2007/April)

 

  今年もまた、さくらの季節を迎えた。

  薄墨の上にひとつまたひとつとあかりを灯すように、花色を重ねていた冬景色が

  雲間から射した御光のように、さくらの開花で一気にパッと明るくなる。

  そしてそれが他の植物たちへの合図だったかのように、灯る花色が急速に増えていく。

 

  さくら。

  ひととき万葉の時代、春の花の主役を梅に譲ったけれど、

  いにしえよりずっと日本人の心の拠りどころであった花。

 

  さくらの語源は、穀霊、すなわち稲作の神(さ)のお座りになる場所(くら)。

  深き森のあった縄文の時代、人々は葉より先に花咲く桜を御神木として崇めたらしい。

  その証拠に、丁寧にさくらの樹皮を巻き、さらにウルシまで塗布した弓が発掘されている。

  これは普段使いではなく、狩猟の成功を祈る儀式に使われた可能性が高い、と云う。

  そして、酒を飲みごちそうを食べる花見は、

  農耕の時代、豊年満作を神と共に予め祝う予祝行事にルーツを持つという。

 

  さて今宵、夜桜見物へでも洒落込みますか。

 

豆桜

五条川の染井吉野

河津桜

枝垂桜

寒避桜全景

寒避桜

椿寒桜全景

椿寒桜

  (上段左から:豆桜、五条川の染井吉野、河津桜、枝垂桜)

  (下段左から:寒避寒の全景と花、椿寒桜の全景と花)




四季を感じて


フッターイメージ